英語の発音を伝える指導者への道
世界で活躍する人材を育成する講師へ
goal
理論と実践の英語発音指導プログラム
どんな受講生でも発音を聞いてその癖を修正できる指導者になる。
ステップアップ式フォニックス+α
- 約70あるフォニックスのルールの完全習得
- 約430の単語を音が出るまで反復練習
- 1音→1単語→1センテンス を発音する
- センテンス読みの中でリンキング(リエゾン)もマスター
オリジナル発音矯正メソッド
- アメリカ英語とイギリス英語の本質的な違い
- 10cmも横隔膜の動きが変わる呼吸法
- 英語を「低音域」で発音練習すべき理由
- 日本人が世界的に見ても「弱い」舌筋の強化法
- 各言語が持つ固有の「リズム」を理解する
- 口の形だけでは不十分。発音は「体の6要素」で構築させる
- コミュニケーション向上の最大の要。〇〇筋の攻略法
ケンブリッジ式英語指導
- 決して前から「読まない」英語練習法
- ハイスピード発音実践
- ポテンシャルを超えるアクティヴ・ラーニング
- 「知る」ことよりも「体感」すること
- 発音は文字を「見ない・追わない」
- 頭脳活性化のためのキネティックス
- ?の隙間を埋めるCCQ
- 英語を図解で捉えるVisualization
syllabus
シラバス
Theory Module
このTeachers Trainingは「発音を学ぶ」と同時に、「発音を教えることを学ぶ」という点を重視します。巷で有名になってきたフォニックスは、英語の発音を学ぶ上で重要な理論であり、それを知ることはもちろん大切です。そこで満足するのは、もう卒業しましょう。さらにその裏にある「言語の理由」と「正しい練習方法」を知ることで、効果的に、思慮深く、自分自身の英語の発音と向き合い、そして英語の本質を伝えることが出来るようになります。使える英語、伝わる英語を本当の意味で習得し、それを伝えることにフォーカスしたプログラムです。
Practice Module
このPractice module が理論と実践、つまり「頭」と「発音」を繋げるパート。初めての方は汗をかくほど、筋肉や呼吸法にまで意識を向けた練習を重ねていきます。コース全体を通じて約430の単語だけでなく、複数のセンテンスを「完全な音が出るまで繰り返し練習」する時間。この実践により、「言語学」に基づいた発音の理由を解明し、「フォニックス」を本当の意味で体得することができます。
12時間
講師としてのスキルを上げるための講習
<教えるとは? コミュニケーション的観点から>
- コミュニケーションの実践の場としての「教室」
- 自分の人生を「言語化」+「表現」+「伝える」=「教える能力」
- コミュニケーションのない場所にコミュニケーションを生じさせる力
- インタラクティブ・ソリューションこそ、アイデアを発展させる
- アイデア=行動。コンピタンシーを作る過程と実践
- 「教える」はもう終わり。「自発的な行動を発掘する」コーチングへのシフト
- 認識のギャップを埋めるコーチング
- 次世代型【教師と生徒の関係性】
- コーチング対話力が「気づき」を創る
- One on One Communication
- 知識と行動の一致が持たらすもの
- 「聞くこと」と「聞き分けること」
- 誰もが持っている「無限のリソース」を引き出す方法
- パラクラインとオートクライン
- 相手のリセプターを開く
- 「勝ち」「負け」を決める場所ではない「教室」の存在価値
- クリエイティブ・リスニング10のポイント
- コミュニケーションにおけるバーバルとノンバーバルの質
- 苦手な生徒を「好きな生徒」へ
- Closed QuestionとOpen Question
- 「質問する」目的と、9つのポイント
- Chunk up と Chunk down
- 自由な発想を広げるミドルチャンクとは?
- 言葉の理解=チャンクレベルのコントロール(Big ←→ Small)
- アップデートすべきは「自分という OS」
<英語におけるティーチング Cambridge式アプローチ>
- 「質問は?」ではなく、CCQで理解度を測る本当の意味
- MPF(Meaning/ Pronunciation/ Form)というレッスンのFlow
- レッスン・シェイプを知る
- レッスン・プランの組み立て方
- レッスン・プランニング 7つの視点
- クラスルーム・マネージメント
- オーセンティック・マテリアルの有効活用方法
- Conceptualizing language
- ヴィジュアルで伝えるグラマー学習
- imageとvisualの使い分け
- レッスン・マテリアル作りに活用できるプラットフォーム
- Clarification 3つのアプローチ
<アクティブ・ラーニング>
- Active Learning = Communicative Teaching & Activities
- Task Based Learning
- ブレインストーミングの有効的活用法
- アクティビティ例(Vocabulary/ Grammar/ Conversation/ Reading/ Writing)
- 教室のレイアウトが、授業を変える
- Production → Presentation → Practice の上達循環
- Engage → Study → Activate の学習循環
- Drillsの効果的練習方法
- Back Chain で「後ろから紡ぐ」
- Receptive skillsとProductive skillsの違い
- Fluency&Accuracy
<言語学・音声学から見る英語>
- 日本語と英語の大きな違い(「語彙」「構造」「音」の観点から)
- アニマシー(有生性)
- ヴォイス(態)・エンパシー(共感度)・ダイクシス(直示性)
- なぜアメリカ人はハグが好きなのか?
- 音素という概念を知る
- 言語形式の普遍性
- Stress-timed languageとSyllable-timed language
- 言語の性質はすべてに宿る
- 英語のストラクチャーから見る、思考回路や会話の傾向
- プロソディ(韻律)ートーン・アクセント・イントネーション、モーラとシラブル
- <テンス(時制)とアスペクト(相)とムード(法)>を捉える文法の基本
- 内容語と機能語の発音への影響
- 言語能力と脳の結びつき
- 世界の言語系統
- 言語はなぜ変化するのか?
4時間
生徒の発音レベルを上げるための講習
- レッスンの基本は、Plan, Do, See
- 生徒の発音の特徴や癖を知る方法
- Mistake Logを蓄積すること
- 「見落とさないチェックリスト」の作成
- 日本人が陥りやすい What/ Why/ How のパターン癖
- 正しい発音への導き方のコツ:問題現象は多様でも、解決方法の本質はひとつに絞られる
- 発音向上における「特殊な筋トレ」の重要性
4時間
ティーチング実践
- レッスン実践(実際に生徒を招いてみなさんがレッスンを行います)
- よりよいレッスンをするための、自己評価とアセスメント
- 他講師のレッスン中に観察すべきポイント
- 生徒の誤りの発見と理由の分析、そして修正方法
- The Focus of Feed back (week1-4)
- 経験ある講師のレッスン観察
certification
修了と認定について
【修了証】
このコースを欠けることなく終え、主催者「フォニックス・ガーデン」側から問題がないと判断された場合、修了書を授与いたします。
【認定テスト】
修了書を持つ者は「フォニックス・ガーデン指導者認定テスト」を受験する資格があります。
このテストに合格した方は主催者「フォニックス・ガーデン」において講師としてお声がけさせていただきます。
qualification
受講資格
当校フォニックス・ガーデンは、みなさんの「英語にかける熱意」を応援します。
指導経験や保有資格は問いません。
「本物の発音指導を伝えたい!」
という気持ちをお持ちの方はぜひご応募下さい。
suitable
対象となる方
- 2020年以降、英語で指導することが求められる方
- 英語の文法などには自信があるが、発音には自信がない方
- より質の高い英語教育を提供していきたい方
- 英語を言語の本質から伝えたいと思う方
- 英語の発音を的確かつ理論的に教えたい方
Lead Trainers
講師紹介
淵江明子
フォニックス・ガーデン代表
【主な経歴】
- ・Cambridge University CELTA certificate
(ケンブリッジ大学 国際英語教授資格)取得
- ・米国メリーランド州フォールストンハイスクール単身留学
- ・慶應義塾大学総合政策学部 卒業
- ・IELTS 8.5
- ・通訳・翻訳20年以上、発音指導15年以上
本物の英語発音指導を、世界へ。
巷にあるフォニックスや発音矯正レッスンは、「型」しか伝えることができていません。もちろん、理論としての「型」はとても大切です。そこからさらに、実践としての「発音」にまで深くフォーカスしていくのが当校フォニックス・ガーデンが掲げる「本物の発音」「伝わる発音」です。
どこまで、音を正しく出せるのか。
頭だけでなく、体全体を通じて体得してこそ「伝わる発音」となっていきます。
英語発音矯正指導者の養成講座では体の使い方・音の出し方を根本から見つめ、まずは自身の発音の質を向上させていきます。理論としての「フォニックス」「音声学」「体の使い方・喉の開き方・呼吸の仕方」を知り、実践としての「発音練習」を繰り返していきます。
その先に、日本人が陥りやすい「喉の開き方」「インナーマッスルの使い方」「声帯の使い方」などのミスを適切に修正していくための、講師としての質も向上させていきます。
講師としてのスキルを上げる講習では、「発音矯正講師」としてだけでなく、人にものを伝える立場である「いち講師」として、みんなで成長していきたいと思っています。
もちろん、発音だけにとらわれず、「英語で英語のレッスンをする方法」「伝わるスピーチ」の実践にまで学びを深めていきます。
当校で勤務する講師全員が、この研修を受け、高い水準をクリアした優秀な方々です。
「すべての言語習得の基本は、発音にある」
これは第二言語習得というジャンルの研究や学問でも、世界スタンダードとなっている考えです。
これからの日本に、型だけでなく実践も含めた、「伝わる英語の発音」を伝えていくことこそが私たちの最大の使命だと感じています。
未来を、変えていきましょう!
price
定員と料金
英語発音矯正指導者 5 DAYS(20hrs)養成講座 |
日程 |
2020年1月26日(日)、2月9日(日)、2月23日(日)、3月8日(日)、3月29日(日) |
場所 |
神戸国際会館 |
受講料 |
¥94,000税別 |
- *価格はすべて税別となります。
- *銀行振込にて承ります。お支払いをいただいた方からお席の確保となります。
- *分割払いをご希望の方はご相談くださいませ。
future
修了後の未来
- ・修了後、自身のフィールドで英語発音の指導を深める
- ・認定試験に合格し、フォニックス・ガーデンで講師として勤務する
- 勤務先*神戸三宮、大阪梅田、オンライン、ハワイ(2020年開校予定)